TransformStream がクロスブラウザでサポートされるようになりました。

変換ストリームが Chrome、Safari、Firefox でサポートされるようになったので、いよいよゴールデンタイムの準備ができました。

Streams API を使用すると、受信、送信、または変換するリソースを小さなチャンクに分割し、そのチャンクを少しずつ処理できます。最近、Firefox 102 で TransformStream のサポートが開始されました。これにより、TransformStream はすべてのブラウザで使用できるようになりました。変換ストリームを使用すると、次の例に示すように、ReadableStream から WritableStream にパイプしてチャンクで変換を実行するか、変換結果を直接使用できます。

class UpperCaseTransformStream {
  constructor() {
    return new TransformStream({
      transform(chunk, controller) {
        controller.enqueue(chunk.toUpperCase());
      },
    });
  }
}

button.addEventListener('click', async () => {
  const response = await fetch('/script.js');
  const readableStream = response.body
    .pipeThrough(new TextDecoderStream())
    .pipeThrough(new UpperCaseTransformStream());

  const reader = readableStream.getReader();
  pre.textContent = '';
  while (true) {
      const { done, value } = await reader.read();
      if (done) {
        break;
      }
      pre.textContent += value;
  }
});

デモ

ブラウザ サポート

対応ブラウザ

  • 67
  • 79
  • 102
  • 14.1

ソース

相互運用可能な新機能シリーズ